多くの日本選手が、世界で活躍している車いすテニス。
コートの広さやネットの高さも一般のテニスと同じです。 また、ツーバウンドでの返球が認められていること以外は、ルールも同様です。
車いすは、回転性や敏捷性が得られるような専用のものを使用するため、競技そのものの技術はもとより、車いすの操作性が求められます。
男女別のシングルスとダブルスのほか、アテネパラリンピックからは、男女混合のクァードクラス(四肢まひ・車いす使用の選手対象)のシングルスとダブルスが正式種目となりました。上肢にも障がいがあるこのクァードクラスでは、ラケットと手をテーピングで固定することが認められています。