パワーリフティングは、主に下肢に障がいの方を対象とし、ベンチプレス台に横臥して行います。支えたバーベルを胸に降ろし、いったん止めて、再び元の位置にまで、ぶれることなく戻す競技です。その最重量を競います。
鍛えあげられた肉体で重たいバーベルを持ち上げる様子は迫力満点です。
ルールがわかりやすいのも魅力で、バーベルの重さが上がるごとに歓声は大きくなります。
重い重量をどれだけ挙げられるかという競技は、ウェイトリフティングと同様に、選手の体重によって成績が左右されます。障がい別のクラス分けはなく、脊髄損傷、下肢切断、脳性麻痺、下肢機能障がいの選手が、体重別に男女各10階級で分けられています。